TOTO株式会社は「社是・グループ企業理念・グループ企業行動憲章・ビジョン・ミッション・長期経営計画・中期経営計画・グループ方針」を定めています。
---社是---
「愛業至誠」
良品と均質
奉仕と信用
協力と発展
1962(昭和37)年、創立以来の伝統を尊重しつつ、将来にわたって企業活動の基調になるものとして「社是」が制定されました。
「愛業至誠」は、「奉仕の精神でお客様の生活文化の向上に貢献し、一致協力して社会の発展に貢献する」という決意を表す言葉です。
---TOTOグループ企業理念---
私たちTOTOグループは、社会の発展に貢献し、世界の人々から信頼される企業を目指します。
そのために
•水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化を創造します。
•さまざまな提案を通じ、お客様の期待以上の満足を追求します。
•たゆまぬ研究開発により、質の高い商品とサービスを提供します。
•限りある資源とエネルギーを大切にし、地球環境を守ります。
•一人ひとりの個性を尊重し、いきいきとした職場を実現します。
---TOTOグループ企業行動憲章---
TOTOグループは、各国・地域において公正な競争を通じて付加価値を創出し、雇用を生み出すなど経済社会の発展を担うとともに、広く社会にとって有用な存在であり続けたいと考えています。
その実現のために、TOTOグループで働くすべての人々が社是・企業理念に基づき高い倫理観をもって活動し、社会的責任を果たしていくことを目指します。
この「TOTOグループ企業行動憲章」は、ステークホルダーの皆様の満足を実現するために、TOTOグループで働くすべての人々の活動の基本スタンスとするものです。
ステークホルダーの皆様の満足
(注)Player Satisfaction
一般には“Employee Satisfaction(ES)”と呼ばれていますが、TOTOグループでは、「自立した“個”として社会という舞台で自らが演じる(Play)」という意味を込めて、“TOTOグループで働くすべての人々”の満足を“Player Satisfaction”と定義しています。
1.私たちは、お客様満足を追求し、地球環境に配慮した安全で誰にでも使いやすい商品やサービスを提供します。
2.私たちは、透明で公正な行動で良識ある事業活動を行い、政治・行政との健全かつ正常な関係を保ちます。
3.私たちは、社会とのコミュニケーションを行い、積極的に企業情報を開示するとともに、各種情報の保護・管理を徹底します。
4.私たちは、働くすべての人々の多様性、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現します。
5.私たちは、地球環境問題を人類共通の課題と認識し、企業の存在と活動に必須の要件としてグローバルな観点から主体的に取り組みます。
6.私たちは、企業市民として、地域や社会に積極的に貢献します。
7.私たちは、反社会的勢力とは断固として対決し、関係遮断を徹底します。
8.私たちは、各国・地域の法律の遵守、人権を含む各種の国際規範の尊重はもとより、文化や慣習、ステークホルダーの関心に配慮した経営を行い、当該国・地域の経済社会の発展に貢献します。
9.TOTOの経営トップは、自らの役割としてTOTOグループはもとより、取引先をはじめとするサプライチェーンに対して、企業倫理の徹底を図ります。
10.TOTOの経営トップは、本憲章に反するような事態が発生したときには、自らが問題解決にあたります。
---ビジョン---
“強く・明るく・美しい会社”を目指して
■強く
お客様視点に立って、世界のどの会社にも負けない事業体質やブランドをもつ“強い会社”を目指します。
■明るく
TOTOで働く皆さんが生きがい・やりがいを感じ、お客様とも十分なコミュニケーションが図れる“明るい会社”を目指します。
■美しい
高い倫理観をもって、社会から絶対的な支持を受けることができる透明性のある“美しい会社”を目指します。
---ミッション---
「UD」「環境」「きずな」
3つのミッションを通して”あしたを、ちがう「まいにち」に。”を実現します。
---長期経営計画・中期経営計画---
2017年 真のグローバル企業TOTOへ
新しい「まいにち」を世界中のお客様へ提供し、これからも必要とされ続けるTOTOグループへ
環境貢献「TOTグローバル環境ビジョンの実現」
■国内住設事業
新設住宅着工が減少し、ストック型社会への移行が進む中、強みであるリモデル戦略をさらに加速させます。
コスト構造改革も進め、持続的に成長し、高い利益の出せる事業体質構築を推進します。
■海外住設事業
海外住設事業は「成長のエンジン」としてTOTOが展開する世界各地域において、市況・環境変化に耐えうる事業基盤を強化します。
新規市場を開拓し、TOTOグループの成長を牽引します。
■新領域事業
衛生陶器で培ってきたオンリーワン技術を活かした「セラミック商品」や、光触媒を利用し、光の力で環境浄化を進める技術「ハイドロテクト」をグローバル展開しています。
---TOTOグループ方針---
■TOTOグループお客様方針
目的:
TOTOグループは、お客様の期待を超える商品・サービスの継続的な提供を通してあらゆるお客様のさらなる満足の確保、維持、向上に努めます。
本文:
1.お客様の期待を超える商品・サービスで、健康で快適かつ地球に優しい生活シーンを実現します。
2.品質至上の考え方を基本に、商品づくりに取組み、優れた品質の商品を提供します。
3.各国・地域の法律ならびに国際規範を遵守した商品・サービスを提供します。
4.お客様に安全かつ安心して使用いただける商品・サービスを提供します。
5.お客様に信頼され、喜んでいただける情報を積極的に提供します。
6.お客様からのご意見・ご要望に対して、誠意をもって対応します。
7.お客様情報を保護するため、個人情報保護に関する法規およびTOTOグループの標準類を遵守します。
■製品安全に関する自主行動計画に係る基本指針
TOTOグループコンプライアンス方針
目的:
TOTOグループは、あらゆる企業活動において法令や社会的ルール等を遵守し、公正・透明な行動で、お客様の満足を目指します。
本文:
1.私たちは、 透明で公正な行動で良識ある企業活動を行い、政治・行政との健全かつ正常な関係を保ちます。
2.各国・地域の法律ならびに国際規範を遵守し、文化、慣習を尊重した事業活動を展開するとともに、国際的に通用する商慣習を形成します。
3.人権を含む国際規範を尊重し、いかなる強制労働や児童労働にも関与しません。また、取引先を含むサプライチェーンに対しても、同様に国際規範尊重の徹底を図ります。
4.事業活動にあたっては、関連する法令・国際規範およびその精神を遵守し、公正かつ透明な取引・競争を行います。
5.不当な利益や優遇措置の取得・維持等を目的とする接待・贈答・金銭などの授受・供与は行いません。
6.不測の事態が発生したときは、経営トップ自らが問題解決の姿勢をTOTOグループ内外に示し、原因の究明、再発の防止に努めるとともに、社会への情報公開や説明責任を果たし、権限と責任を明確にしたうえで、経営トップを含めて厳正に処分します。
■TOTOグループ人財方針
目的:
TOTOグループは、人間尊重の精神に則り、創造力豊かな自律した人財を継続的に輩出し、社員満足の向上とお客様の生活文化の創造に貢献していきます。
本文:
1.基本的人権を尊重し、人種、信条、性別、社会的身分、国籍、障がい、雇用形態、年齢、宗教等による差別を行いません。
2.個性を尊重し、一人ひとりの強みや持ち味を活かした能力開発を支援し、働く人々の能力や成果を公正に評価し、適正に処遇します。
3.多様性、個性とチャレンジを尊重し、一人ひとりが、自ら考え、その能力と創造性を発揮して、自己実現を図ることができる風土を作ります。
4.柔軟な働き方を整備する等、環境を整え、仕事と生活の調和の実現を支援します。
5.日常の安全衛生活動の実践や心とからだの健康づくりを推進し、働きやすい職場環境の実現を目指します。
■TOTOグループコミュニケーション方針
目的:
TOTOグループは社会から必要とされる企業であり続けるために、コミュニケーションを通したステークホルダー満足向上に努め、適切で迅速な情報収集や開示・活用ならびにステークホルダーとの協業に努めます。
本文:
1.TOTOグループに関わるすべての情報を、適正かつ速やかに収集する仕組みを確立し、積極的な情報収集に努めます。
2.ステークホルダーに影響を及ぼし、かつ、TOTOグループの企業価値を左右する情報は、TOTOグループの利益・不利益に関わらず、公正、適時かつ分かりやすい情報開示に努めます。
3.コミュニケーション活動を通して取得した情報を企業活動にフィードバックする仕組みを確立し、情報の有効活用に努めます。
4.情報の収集・開示・活用に際しては、法令を遵守し、特に個人情報・顧客情報の保護に十分配慮します。
5.投資家に対する情報開示については透明性・公平性を期するため、IRポリシーに基づいたコミュニケーションを実行します。
6.これら実施状況については、随時、点検・見直しを行い、方針遵守に努めます。
■TOTOグループ地球環境方針
目的:
TOTOグループは、地球環境保全を最重要課題の一つと位置付け、高い環境意識をもった「企業経営」を進めることで「持続可能な社会」づくりに貢献します。
本文:
1.節水や空気浄化に代表される環境配慮商品・サービスを開発し地球環境に与える負荷の低減に貢献します。
2.事業活動のあらゆるプロセスで環境負荷を低減します。
3.環境マネジメントシステムを構築し、継続的改善を図ります。
4.生物多様性の保全と持続可能な利用に取り組みます。
5.積極的なコミュニケーションを通して、より良い地球環境の実現を目指します。
■TOTOグループ社会貢献・地域共生方針
目的:
TOTOグループは、地域および地球環境規模での社会的課題の解決を目指し、経営資源を有効に活用して社会貢献・地域共生活動を行います。
本文:
1.水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化の創造に寄与する活動を行うことで、企業使命を果たします。
2.良き企業市民として、地域社会の活性化や維持・発展に寄与する活動を行い、コミュニティの発展に貢献します。
■TOTOグループセキュリティ方針
目的:
TOTOグループは、情報資産をはじめとして保有するすべての経営資産の保護と適切な安全管理が極めて重要な社会的責務だと認識しています。
すべての社員にこの方針を理解させ、安心してご利用いただける商品とサービスのご提供およびセキュリティの継続的な改善に努めます。
私たちは、これらの取り組みを通してお客様に信頼される企業を目指します。
本文:
1.信頼されるサービス・商品の提供
機密情報を漏えいさせないための安全性や信頼性を確保し、お客様情報等の保有する情報の機密管理を徹底することで、お客様に安心してご利用頂けるサービスや商品および情報の提供に努めます。
2.法令等の遵守
セキュリティに関連する法令や国際規範を遵守し、各国・地域の基準への対応を図ります。
※個人情報に関しては、その重要性を鑑み、別途、個人情報保護方針を定め、その保護に努めます。
3.セキュリティエリアの設定
TOTOグループが保有する経営資産を守る為のセキュリティエリアを設定し、エリア毎に適切な管理を行います。
資産の安全管理を行うとともに、セキュリティエリア内の人の安全にも努めます。
4.教育・訓練
すべての社員にセキュリティに関する教育・訓練を継続的に実施し、資産の適切な管理および適正な利用の周知徹底を図ります。
5.事故への対応
万一、セキュリティ事故が発生した場合は、早急な原因究明と再発防止策を含む適切な対策を速やかに実施します。
6.継続的な改善
セキュリティの水準や遵守状況を定期的に点検・監査し、継続的な改善に努めます。
■TOTOグループユニバーサルデザイン方針
目的:
「まいにち必ず使うもの」「みんなが必ず使うもの」を提供するTOTOグループは、国籍や性別、年齢、身体能力などの違いに対応した、「一人でも多くのお客様に使いやすい商品とサービス」の提供を通して、一人でも多くの人が暮らしやすい社会の実現に貢献します。
本文:
1.一人でも多くの人に使いやすい商品とサービスの提供を通して、お客様の新しい生活価値を創造し、一人でも多くの人が暮らしやすい住環境や社会基盤の実現に貢献します。
2.ユニバーサルデザインに関する教育・実践を通して、社会に貢献する企業市民を育成します。
3.社会と双方向のコミュニケーションを積極的に行い、ユニバーサルデザインの普及・推進に貢献します。
■TOTOグループ購買方針
目的:
TOTOグループは、経営・環境・社会というそれぞれの面で企業としての責任を果たし、企業と社会、そして地球の持続可能な発展を目指してバランスの取れた取り組みを行なってまいります。
また、公平・公正な購買活動を通して、サプライヤーとともにお客様にとって価値のある商品とサービスを提供してまいります。
本文:
1.パートナーシップを心がけます。
2.公平・公正な取り引きを行います。
3.優良なサプライヤーとのお取り引きを優先します。
4.法令・倫理を遵守します。
5.地球環境に配慮します。
■TOTOグループ安全衛生・防災方針
目的:
1.TOTOグループは、業務上災害ゼロ、業務上疾病ゼロを目指すとともに、快適な職場環境の形成に努めます。
2.TOTOグループは、火災・風水害・その他の災害の未然防止を図るとともに、災害による被害を最小限に止めるよう努めます。
本文:
1. 安全衛生
1.安全衛生関連法令とTOTOグループ標準類を遵守します。
2.企業活動のあらゆるプロセスで安全衛生活動を展開します。
3.安全衛生マネジメントシステムを効果的に運用し、継続的改善を図ります。
4.TOTOグループ各社・協力企業との連携を強化し、ともにより良い職場環境の実現を目指します。
5.監督官庁・関係諸団体の安全衛生活動に積極的に協力します。
2. 防災
1.防災関連法令と社内規定を遵守します。
2.火災・風水害・その他の災害の未然防止ならびに災害発生時の被害最小化に努めます。
3.TOTOグループ各社・協力企業との連携を強化し、日常の防災管理活動を推進します。
4.監督官庁・関係諸団体および地域社会との連携を強化し、火災・有害物質漏洩等の発生時には速やかに情報を開示し地域の安全に努めます。
■TOTOグループリスクマネジメント方針
目的:
TOTOグループは、企業の社会的責任を果たし社会的信用を確保するため、経営方針の実現を阻害するすべての要因を限りなく排除します。
万一の事態発生に際しては、さまざまなステークホルダーへの影響を極力小さくするよう最大限の努力を行い、再発防止策を適切に構築し関係者の信頼回復に努めます。
本文:
1.危機が発生するおそれに対し未然防止に努めます。
2.人命の安全確保を最優先とします。
3.関係者の健康および利益を損なわないように活動します。
4.被害が生じた場合は速やかに回復を図り事業活動の支障を限りなく極小化し、商品・サービスの安定供給に努めます。
5.解決した危機の再発防止に努めます。
■TOTOグループ個人情報保護方針
目的:
TOTOグループはお客様の情報をはじめとして保有するすべての個人情報の保護と適切な安全管理が極めて重要な社会的責務だと認識しています。
私たちはすべての社員にこの方針を理解させ、「個人情報保護」を推進する取り組みを通して世界の人々から信頼される企業を目指します。
本文:
1.法令等の遵守
個人情報保護に関する法令や国際規範を遵守し各国・地域の基準への対応を図ります。
2.個人情報の保護
お客様の情報をはじめとする個人情報を、プライバシーポリシー(個人情報保護に関する考え方や方針に関する宣言)に基づく適切な保護対策を通して漏洩、改ざん、破壊などから守ります。
3.信頼されるサービス・商品の提供
お客様の情報など保有する個人情報の管理の徹底、情報システムの安全性や信頼性の確保によって、安心してご利用いただけるサービスや商品、情報の提供に努めます。
4.教育・訓練
すべての社員に個人情報保護に関する教育・訓練を継続的に実施し個人情報の適切な管理および利用の周知徹底を図ります。
5.事故への対応
万一、個人情報の紛失・漏洩事故が発生した場合は、早急な原因究明と再発防止策を含む適切な対策を速やかに実施します。
6.継続的な改善
個人情報保護の水準や遵守状況を定期的に点検・評価し、継続的な改善に努めます。
■TOTOグループ 知的財産方針
目的:
TOTOグループは、TOTOブランドの価値を高め、お客様にとって価値のある信頼性の高い商品を提供するために、知的財産(特許、意匠、商標、著作権、営業秘密等)を尊重し、TOTOらしさの源泉となる自社の知的財産を適切に保護・管理・活用します。
本文:
1.各国の知的財産に関わる法令を遵守します。
2.事業戦略・研究戦略と連動した「知的財産戦略」を立案し推進します。
3.知的財産戦略に基づき、研究・開発の成果を適切に知的財産として保護・管理し、積極的に活用するとともに、保有技術・ノウハウの流出を防止し、事業活動を強化します。
4.第三者の知的財産を尊重して、知的財産にかかる問題の発生を未然に防ぐ活動を推進します。
〇上記情報の取得元
http://www.toto.co.jp/company/profile/philosophy/group/index.htm#slogan
http://www.toto.co.jp/company/profile/philosophy/vision/index.htm#groupvision
http://www.toto.co.jp/company/profile/mission/index.htm
http://www.toto.co.jp/company/profile/philosophy/policy/index.htm
---TOTO株式会社 基本情報---
・設立年
・1917年(大正6年)5月
・従業員数
・連結 30,334名 単独 7,539名(2017年3月末現在)
・代表
・代表取締役 会長兼取締役会議長 張本 邦雄 ⇒ 張本 邦雄会長の経歴を調べる!
代表取締役 社長執行役員 喜多村 円 ⇒ 喜多村 円社長の経歴を調べる!
*TOTO株式会社の役員一覧、経歴、卒業生を調べる!
・本社所在地
・〒802-8601 福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
・上場市場 東証1部 名証1部 福証
・業界区分
・ガラス・土石製品
〇上記情報の取得元
http://www.toto.co.jp/company/profile/outline/information/index.htm
https://ja.wikipedia.org/wiki/TOTO_(%E4%BC%81%E6%A5%AD)